Calender

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   
<< September 2020 >>

Categories

Archives

Recent Entries

Recent Comment

w closet×JUGEM

生薬いろいろ

6月13日 FB

近くのコンビニの前の花壇、「ドクダミ」の白い花が埋め尽くしていました。
ドクダミの繁殖力は半端ないですね。
独特の臭いが苦手な方も多いでしょうが、【十薬(じゅうやく)】という名前で民間薬としても使われる優秀な薬草です。
便秘や高血圧・動脈硬化予防などに飲まれたり、ニキビ・湿疹、かぶれ、あせもなど肌トラブルがある時お風呂に煎じた液を入れて入浴したりします。
生の葉っぱは臭いですが、乾燥させるとあまり臭いも気になりません。
これから汗をかく時期に良いかもしれません。
道端のドクダミを引っこ抜いて乾燥させるのが大変な方は、衛生管理がシッカリされた乾燥した商品として扱っておりますのでご相談下さい。
  • 2020.06.13 Saturday
  • 12:18

生薬いろいろ

5月3日 FB

母の実家が新潟県ですので、端午の節句が近くなると笹だんごを買います。
よもぎもちを笹でくるんだもの。
よもぎは漢方でも「艾葉(がいよう)」という生薬として、お腹を温めたり、止血・止痛に使われます。
お灸をする時の「もぐさ」は、よもぎの葉の裏の絨毛を原料にしています。
野草の中でも栄養価が高いので、ハーブの女王といわれ、民間薬として昔から使われているのですが、鉄分、食物繊維、ビタミンA、葉緑素がいっぱいで女性の味方!
食べても良し、お茶にして飲んでも良し、お風呂に入れても良し、化粧水にしても良し。
韓国ではよもぎ蒸しといって、蒸気をお尻から浴びるエステも。
ただ、今年は笹だんごのお値段が急騰!
原材料費ですとか、輸送費ですとか色々なものが値上がりしているからなのでしょうが、貴重な笹だんご、じっくり味わいたいと思います。
  • 2019.05.03 Friday
  • 13:13

生薬いろいろ

3月22日 FB

東京都薬用植物園の山上さんのお話を聞くのは3回目になりますが、いつもとても面白いお話ばかり。
芸能界などで薬物使用の報道があると、問い合わせや見学の方が増えるそうですが、ぜひそれ以外の時にも遊びに行っていただきたい!
小平市にあります。
これからますます漢方薬や民間薬、ハーブなど自然の植物・動物などを使ったお薬が使われていくと思われますが、日本の自給率はたった10%。
ほぼ外国産の生薬に頼っています。
その中でも90%は中国産ですが、ここの所の経済発展でとにかく価格が暴騰しています。
日本でも江戸時代までは甘草ですとか、当帰ですとか作っていたのですが、明治期に西洋医学が入って来てその栽培技術が継承出来ずに廃れてしまいました。
今、頑張って作ろうとしてる農家さんもいらっしゃるようですが、なかなか採算が合わないとか。
気候的な問題もあるとは思いますが、安定的に漢方薬が飲めるようにしていっていただきたいですね。
  • 2019.03.22 Friday
  • 13:35

生薬いろいろ

1月18日 FB

薬局の棚には、様々な生薬が入った「生薬瓶」が置いてあります。
先日、お客様がその一つ「石膏」を見て驚いていらっしゃいました。
石そのものですから。
胃・肺の熱を冷ます「石膏」は、咽頭炎・口内炎などの炎症を鎮めたり、口の渇きや肌のほてりを鎮めます。
精神的なイライラや焦燥感などを落ち着かせる働きも。
代表的な処方には、防風通聖散、桔梗石膏湯、麻杏甘石湯、白虎加人参湯などがあります。
石膏が良さそうだからといって、美術室にある石膏像をけずって飲んではいけませんよ。
きちんと薬局で処方してもらって下さい。
それにしても、なぜ昔の人は石膏を煎じてみようと思ったのでしょうか。
  • 2019.01.18 Friday
  • 14:17

生薬いろいろ

10月5日 FB

新米が出回る時期になりました。
実は漢方薬にも、粳米(うるち米)や餅米(もち米)を使った処方があるのをご存知でしょうか?
粳米は、清熱作用のある生薬が胃腸を冷やすのを防いでくれます。
発熱・暑気あたり・アトピーなどに使われる【白虎湯】や気管支炎・喘息・空咳などに使われる【麦門冬湯】などに入っています。
餅米は、麦芽で発酵させた水飴「膠飴」に加工して、胃腸を強化したい時に使われます。
小児も虚弱体質の改善・おねしょなどに使われる【小建中湯】やお腹が冷えて痛む・腹部膨満感などに使われる【大建中湯】などに入っています。
身近なものが漢方薬になっているのですね。
しかし、身体に良いからと食べ過ぎにはご注意を。
何事もやり過ぎは良くありません。
  • 2018.10.05 Friday
  • 13:29

生薬いろいろ

8月30日 FB

昨日は「焼き肉の日」と書きましたが、我が家の夕飯はサンマの塩焼きでした。
超不漁だった昨年に比べると、身も大きく豊漁の兆しだそうですね。
とはいえ、ここ数年の不漁はかなりひどかったのでどれだけの量が取れるのか?
昨年の目黒のサンマは、数も少なく、身も細くて脂が少なくてご近所の方への煙の被害は少なくて済んだそうですが、嬉しくないですよね。
魚のニオイがついて大変だとは思いますが、やはり盛大に焼いて欲しい!
サンマの不漁の原因が取り過ぎなのか、環境のせいなのか。
毎年安定した値段で食べられるといいですね。
漢方薬の原料となる生薬も、需要と供給のバランスが乱れて価格が高騰しているものが多数あります。
お金に余裕が出てくれば、より良い高い漢方薬を使いたくなるのは当たり前ですが、投機目的で買われ、不当に値段が上がる事態は避けて欲しいです。
  • 2018.08.30 Thursday
  • 13:37

生薬いろいろ

7月2日 FB

 

鎌倉の本覚寺の蓮の花です。
午前中に行かないと花が閉じてしまうのですが、11時到着だったのであまり咲いておりませんでした。
もう花びらが落ちて、花托(花の中心部)だけのものもありました。
やはり暑さのせいでいつもより開花が早まっているんですかね。
これから花托は成熟していき、果托となり、中に蓮の実が出来ます。
蓮の実を調理する時には茎を除くのですが、これは「蓮子心(れんししん)」といって不眠、精神不安に漢方薬として使われます。
お茶にもなるのですが、とにかく【苦い!!!】ので有名。
しかし私はこの苦味がくせになり、夏場によく飲んでいました。
蓮子心が取れるまでにはまだまだ時間がかかりそうです。
  • 2018.07.02 Monday
  • 16:01

生薬いろいろ

6月24日 FB

ガの幼虫などに寄生するキノコの一種である「冬虫夏草」。
寄生された幼虫は体を占領されて死んでしまいますが、このたびアブラゼミなどと【共生】している冬虫夏草に近い菌類が発見されたそうです。
セミが進化し、一部と共生できるようになったとか。
必須アミノ酸やビタミン類を合成してセミに供給しながら生きています。
免疫調整などの他、肺・腎を補う冬虫夏草はとても高価な生薬ですので、生きたセミからも採取出来るようになったらもっと価格が安定して来るでしょうか。
進化ってすごいですね。
人間も腸内細菌のおかげで健康な生活が送れていますが、もっともっと進化したらさらにすごいものと共生出来るようになるのですかね。
  • 2018.06.24 Sunday
  • 11:56

生薬いろいろ

5月23日 FB

庭に山椒の木があります。
我が家では山椒を食べないので毎年放置しっぱなしですし、大きなトゲがあるのでほとんど近づきません。
しかし、山椒って色々な部位が役に立つ植物なんです。
木の本体はすりこぎに使われます。
4月〜5月初旬の新芽や若い葉は「木の芽」、花は「花ざんしょう」。
5〜6月は青い果実を「実ざんしょう」、そのまま成熟させて10〜11月に粉に挽いて「粉ざんしょう」に。
漢方では胃腸を温めて冷えによる腹痛や下痢に用いたりします。
今年も実がついたはずなのですが、母が「数日前に見たら実がなっていたのに今日見たら何もなかった!」と。
・・・鳥があんなに臭いの強いものを食べるのでしょうか?
庭に誰かが入って来て取られていたら怖いです。
  • 2018.05.23 Wednesday
  • 13:55

生薬いろいろ

1月20日 FB

 

先週の勉強会で国際フォーラムに行った際、「宮廷文化・今昔物語」という展示をやっておりました。(現在は終了)
雛飾りでよく見る牛車が実物大で置いてあったり。
宮廷装束、十二単などの時代の変遷がわかったり、草木染めの糸もとてもきれいでした。
写真の「蓼藍」だけでなく、「紅花」など漢方薬としても使われている植物がいっぱい。
自然の色は、不思議と気分を落ち着かせてくれますね。
四季に合わせたかさね色目は色鮮やかでした。
「藍」は数種類の植物があるのですが、解熱、消炎などの働きがあり、その中の一種「板藍根」は今の時期インフルエンザ予防に使われます。
昔も防虫のため等に布の染色に使われていたようですね。
  • 2018.01.20 Saturday
  • 15:05